おなじみの睡眠薬のそれぞれの特徴

ロヒプノール

中外製薬から発売されている睡眠薬の「ロヒプノール」を紹介します。
ロヒプノールは不眠症の治療薬として知られています。ロヒプノールの主成分は「フルニトラゼパム」です。
その成分量の違いから「ロヒプノール錠1」と「ロヒプノール錠2」があります。

 

ロヒプノールの特徴・効能

  • 脳に直接働きかけて催眠作用や鎮静作用をもよおして不眠を改善していきます。
  • 他にも筋肉弛緩作用があるため麻酔前の処置に使われることがあります。
  • 作用時間で分類すると中時間型です。
  • 睡眠薬としての効果はおよそ24時間で消失します。

ロヒプノールの副作用

  • 運動反射機能が低下したり、ふらつきを起こしたり、発疹など過敏症状がでたりします。
  • 他にも食欲不振に陥ったり、のどの渇きがあったり、胃腸関係に症状がでることもあります。
  • ひどくなると肝障害や横紋筋融解症など過敏症を起こす事もあります。
  • 中途覚醒した場合などの記憶がない健忘症がでることもあります。

ロヒプノール服用の際の注意点

  • 大量に長期間服用し続けていると依存性をおこしてしまう危険があります。
  • 自己判断で服用を突然やめることも不眠症を悪化させる原因になるのでやめましょう。
  • 特に高齢者は副作用がでやすくなっています。
  • ひどい場合は歩行障害や意識障害がでることがあります。
  • そのため高齢者に対しては一般より少なめに処方されます。

ロヒプノールを服用するタイミングとしては、就寝の直前がベストです。
起きてからも眠くなることがあるので、車の運転など危険なことは避けましょう。